呼吸で変えるボディライン
〜薄いお腹・鎖骨・肋骨が整う〜

お腹が出てきたから腹筋。
鎖骨が見えにくいから胸を張る、、。
私も昔はそうやるものだと思っていました。

でも体のラインは、呼吸で変わるんです。
無理に力を入れたり、姿勢を頑張って作るのではなくて、
内側から整えて自然に整うラインを作っていく。

これに気づいてから、私自身も大きく変わりました。

ボディラインは “内側からの柔らかさ” で変わる

腹筋を鍛えても、鎖骨をマッサージしても、思ったように変わらない。
それは「外側だけをなんとかしようとしてる」からかもしれません。

実は、呼吸を通して肋骨・横隔膜・骨盤底筋など、内側に柔らかさを作ることが、ボディラインに大きく影響してきます。

特に40代以降は、硬さやこわばりがラインの崩れに直結しやすいから、呼吸の質がカギなんです。

⑴埋もれた鎖骨が、呼吸でスッと現れる理由

猫背や撫で肩が原因で、鎖骨が見えづらくなっている人はとても多いです。
でも、肩を無理に引いても余計に首が詰まったり肩が盛り上がるだけ。

そこでおすすめなのが、「鎖骨〜脇〜首」にふわっと空気を入れる呼吸。
これができるようになると、体が自然に開いて、
ほわっと、女性らしい柔らかな鎖骨が見えてきます。

⑵呼吸で整う「薄いお腹」

引き締まったお腹は正しい姿勢で作ります。
重力で体がつぶれ前後左右に広がることで、お腹が出ている状態になりやすい。

ですので重力に負けない「伸び」と呼吸による「内圧」が大切です。
呼吸を使って、肋骨をしなやかに保ち、
お腹の中から引き締まった状態をつくると、キュッと薄くまとまった体になっていきます。

実際にやってみよう。
体をふわっと整える呼吸法

私が変われたきっかけでもある、呼吸を使ったアプローチを紹介します。
特別なテクニックではなく、誰でも今日からできるものです。

体をふわっと内側から広げて、ラインを整える感覚をぜひ体験してみてください。

STEP 1:まずは「胸式呼吸」

・背すじを伸ばして立つ、又は座る
・お腹は引っ込めたまま、空気を胸に入れるように吸う
※肋骨が前後左右に広がる感覚を意識。特に「背中」に空気が入る感覚を感じられるとベスト!
・吐くときもお腹は引っ込めたまま、吐ききる

STEP 2:鎖骨〜脇〜首に空気を巡らせる

・STEP1がスムーズにできるようになったら、吸う息で鎖骨・脇・首回り、更に背中の上部に空気が巡るように深く吸ってみる

👉難しい人はイメージでも構いません。新鮮な空気が巡っている様子を思い浮かべて。

👉 背中に空気を入れる感覚が分かりづらい方は、背中を丸めながらこの呼吸を行うと感覚がつかみやすいです。動画最後の補足をご覧ください↑

※運動中(トレーニング中)は胸式呼吸でOK。
胸まわりや首・脇を意識的に広げたいときに、この呼吸を“ストレッチ”として取り入れるのがおすすめです。

🌿呼吸が浅くなっていると、筋肉も固まりやすく、姿勢やラインも崩れがち。
この呼吸法を習慣にしていくことで、
内側からやわらかくほぐれ、ラインが整う体に近づいていきます。

【まとめ】

体は、不思議なくらい呼吸で変わります。
力で締めつけたり、無理に形を作らなくても、
中からふわっと広がって、そして引き締まる。

それが、ピラティスや呼吸の魅力です。
同じ悩みを持っていた昔の私が、
「もっと早く知りたかった」と思ったアプローチ。

参考になればうれしいです。

豊島区池袋(池袋駅、東池袋駅)、板橋区成増(成増駅、和光市駅)、港区南麻布(麻布十番駅、白金高輪駅)にてピラティス、トレーニング、ダイエットサポートをご案内中。

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